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『聖なる地獄』

  • 執筆者の写真: pleiade5
    pleiade5
  • 2024年4月1日
  • 読了時間: 1分

ここは聖なる地獄とでも言えば良いだろうか


私の気持ちなんて無視して春風が頬を撫でる


ありきたりなラブソングが耳を突き刺す


文豪の人格に全脳を支配される


私は目の前で起こる超現実的映画の鑑賞者になる

「最優秀主演女優賞をもらったのは私であったはずなのに」


流れる涙に?いや汗に?

後から理由を見つけることにする


時間が止まることをあんなにも願っていたのに

今ではただ時間が過ぎていくことだけを願う



私の殺し方は私が1番よくわかっていた

もう何が怖いのかもわからなくなっている


私が完成される場所は知っているのに、

私はその場所への行き方を知らないのだ


見つかるはずのない正解を必死に探している

: 存在もしない問題の前で


堕天使という名前で自分を守りたい

鏡の前で震えるあの子の望みを叶えてあげたい

私は世界を救えないが

私と私の愛だけは救ってあげたいのだ


私という選択肢が正解だと叫びたい

:存在するはずの問題の前で


見えない月に綺麗だと笑わなくていいから、せめて泣かないで

昨日見た夢に、自分本位だったと謝らないで

誰かの死生観に首を掴まれないで



ーー 夏は永遠に失われない



原作 1907** @pleiade5

第2稿 2403** 共同制作 @感傷家



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